引越しでは、必要な手続きや準備など、解らないことがいっぱいです。
まだ準備ができていないのに、あっという間に引越し当日! ということにならないよう、
無理のないスケジュールを立てて、引越しが決まったその日から少しずつ準備を始めていきましょう。
仕事の引継ぎやお子様がいる場合は学校の予定、賃貸契約期間を考慮した上で引越しにベストな日を決定しましょう。 引越し業者に依頼する場合、引越しする日によって料金が異なることもあるので、候補を何日か考えておくといいでしょう。
まずは、現住宅や駐車場の契約書を確認して、退去する日の何日前までに連絡しておかなければならないかを調べます。 すでにその日を過ぎていた場合には早めに連絡をして、二重に支払う家賃を少しでも減らせるとよいですね。
学校に通われているお子様がいらっしゃる場合、引越しが決まったら、まず学校の担任の先生に連絡をします。 現在通学している学校へ転退学届を提出すると在学証明書等の書類が交付されます。 交付された書類を新しく通学する市区町村へ届け出て、就学通知書をもらいます。
早めに転居先の間取りを入手しておくとよいでしょう。 転居先に現在使っている家具が入るかどうか?がわかると、最終的に持って行くべき荷物が選別できるでしょう。
引越し先に持っていく荷物が選別できたら、不用品の処分にとりかかります。 フリーマーケットに出品したり、中古用品を買い取ってくれる業者に引き取ってもらうのもよいでしょう。 処分ができないものに関しては、各市区町村の粗大ごみ受付センターに連絡をして確認しましょう。 エアコン、テレビ(ブラウン管式)、冷蔵庫及び冷凍庫、洗濯機、パソコンに関しては、 家電リサイクル法等に基づきリサイクル料金を支払って、販売業者やメーカー、家電リサイクル受付センターに処分を申し込みます。 数週間ほど時間がかかる場合もありますので、早めに処分の計画を立てておきましょう。
1ヶ月前には引越し業者への見積りを取りましょう。 インターネットの一括見積りも便利ですが、荷物の多い場合は訪問見積りを受け、正確な見積り料金を出してもらいましょう。 「見積り」とはだいたいの数字ではありません。 提示された見積り料金は、サービス内容が変わらない限り、変更されることはありません。
ダンボール箱〇〇箱無料!という宣伝もありますが、ダンボールを集めるのも大変です。 すべて自分で集められるならば、このサービスを断って、その分を割引交渉してみてもいいかもしれません。 でも、書籍や食器類は重いので、大きなダンボールよりも小さくて頑丈なものがよいです。 また、大きな引越しの場合は、ダンボールをすべて自分で集めきれない可能性もありますので荷物の量にご注意ください。
荷造りは使用頻度の低いものからはじめます。 例えば、シーズン外れの電化製品や衣類、日常使いでない食器、書類や書籍などから始めましょう。
電力会社・ガス会社・水道局へ引越しの連絡をしましょう。引越しの1週間前までに現住所と転出先の受け持ち営業所に連絡しましょう。 固定電話の引越しの場合は局番なしの「116」へ、フレッツ光やひかり電話の引越しは「0120-116116」へ電話してください。パソコンからでも手続き可能です。引越しの知らせをして、取り外し、取り付け、インターネット接続サービスやプロバイダーの手配も忘れずに行ないましょう。引越しシーズンは込み合うので、早めに連絡しておくと良いでしょう。
行政へ住所変更の連絡も必要です。転出する、市町村に「30日前から」受付け可能です。国民健康保険証、印鑑登録カードを持参し、転出証明書を発行してもらいます。
掃除は時間がかかりそうなところ、汚れが気になるところから始めます。引越し後にクリーニング業者が入ることが決まっている場合もありますので、大家さんに尋ねてみてもいいでしょう。
パソコンで転居通知を制作する方は、転居前に用意しておきましょう。年始に近ければ、年賀状と一緒に転居のお知らせをしても問題ありません。
引越しが決まったら、郵便局に転居届を提出して転送サービスを申し込みましょう。転居後も1年間は旧住所に来た郵便を転送してもらえます。近くの郵便局で受け付けるほか、インターネットや携帯からも手続きが可能です。
新聞の停止は、販売店に連絡しましょう。住所変更については、電話連絡かインターネットで受け付けてくれるところもあります。
挨拶品は、引越し元、引越し先で必要となりますので、この時期に用意しておきましょう。挨拶品は500円ぐらいが相場です。タオルやクッキーなどが一般的。引越し元の特産品もよいでしょう。できるだけ生モノは避けたほうがよいでしょう。
引越しの前日にはエアコンの取り外しなどの作業が発生します。 特にエアコンには注意が必要です。取り外されたエアコンの室内機が外に出されたままで、翌日雨ざらしになっていたということも。 取り外してもらった後きちんと確認しておきましょう。
灯油は引越し業者では運んでもらえません。ストーブに残った灯油も前日までに使い切りましょう。 使い切れない場合は、ガソリンスタンドに持ち込めば廃棄処分してもらえます。
引越し前日までには挨拶に伺いましょう。 当日、引越しトラックが近隣の方にご迷惑をかける場合もあるので、一声かけておくとよいでしょう。
ダンボール箱がなくなったとしても、引越し後はなかなか気がつかないものです。 面倒でも引越し前に個数を把握しておきましょう。
現金、カード類、印鑑、通帳、などの貴重品ほか 携帯電話、携帯充電器、化粧品や薬、着替え、トイレットペーパー、ティッシュペーパーなど 当日すぐに必要となるようなものは、手持ち品として用意しておきましょう。
ふとんや衣類、食器など当日の朝まで使用していた物を荷造りしましょう。 引越し業者が来る前にきちんと片付けておくのがマナーです。
引越し作業を開始する前にリーダーさんから挨拶があります。 作業の手順、見積りの際にお願いしていたことがあれば、申し送りされているか再確認しておきましょう。
公共料金等の精算は済ませておきましょう。 ガスの閉栓など立ち合いが必要になる場合があります。確認しておきましょう。
通常、引越し料金は後払いですが、いつ支払すればよいか確認しておくと安心です。
転居先の作業が一段落したところで近隣の人にご挨拶をしましょう。 一般的には「向う三軒と両隣」といいます。集合住宅の場合は上の階・下の階の人にも挨拶をしましょう。
新住所の市(町村)役所に、転出証明書を持参し手続きを済ませます。
電気、水道、ガスはもちろん、 国民年金や子ども手当て、ペット、税金、保険、NHK、衛星放送、ケーブルテレビ、自動車、バイクなど、 その他についても忘れずに手続きをしましょう。
免許証の住所変更手続きは、最寄りの警察署に免許証と住民票を持参して手続きを行ないます。 他都道府県に引越した場合には、写真が1枚必要となります。